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理学部化学科 教授

倉橋 拓也
Prof. Takuya Kurahashi

倉橋拓也

有機分子の反応や機能に関する新しい現象を見いだすことは、有用分子の効率的合成や、未知の機能性有機分子の設計・合成を可能にします。したがって、有機化学の研究として大きな意義があると考えています。これに加えて、新たに見いだした現象を定量的に解析・解釈することは、人類が化学に対して普遍的な理解を獲得することに貢献できる点において、重要であると思います。研究室に所属する学生には、実験を通しての発見を最も大事にしつつ、理論計算や分光測定、定量的解析・解釈を活用した研究・実践的教育をしています。

Discovering new phenomena related to the reactions and functions of organic molecules is of significant importance in organic chemistry research because it enables the efficient synthesis of valuable molecules and the design and synthesis of novel functional organic molecules. Furthermore, the quantitative analysis and interpretation of newly discovered phenomena are essential contributions to humanity's universal understanding of chemistry. My research group prioritizes experimental discovery while utilizing theoretical calculations, spectroscopic measurements, and quantitative interpretations.

略歴
Professional Appointments and Education

2022 – 現在

関西学院大学理学部化学科

​教授

Full Profesor

Kwansei Gakuin University

新たな環境で新しい挑戦を始めました。

2012 2021

京都大学大学院工学研究科

准教授

Associate Professor

Kyoto University

反応開発の研究に加えて、反応解析に関する研究を行いました。SPring-8を利用したXAFSやEPRのような分光測定と、量子化学計算を融合的活用を実現しました。また、科学技術振興機構の先導的物質変換領域ACT-Cの研究代表者を兼任しました。文部科学大臣表彰若手科学者賞を授与されました。

2006 2012

京都大学大学院工学研究科

助手/助教

Assistant Professor

Kyoto University

材料化学専攻の松原誠二郎教授のもとで、反応開発の研究を行いました。開発した新規反応の研究に対して、日本化学会進歩賞を受賞しました。

2006 2006

京都大学大学院理学研究科

博士研究員

Postdoc

Kyoto University

化学科の大須賀篤弘教授のもとで、忍久保洋先生(現 名古屋大学教授)のさきがけ博士研究員として水を活用した新規反応の開発に携わりました。また、構造有機化学に関して多くのことを学ぶ機会となりました。

2003 2006

ゲッティンゲン大学

AvH 博士研究員

Postdoc (AvH)

Göttingen Universität

ドイツ・ゲッティンゲン大学のArmin de Meijere教授のもとで、コバルト錯体を活用した有機合成反応の研究を行いました。多数のシクロプロパン環から構成される有機分子の合成に挑み、構造有機化学についての研究も行いました。アレクサンダー・フォン・フンボルト財団から博士研究員として支援を受けていました。

1998 2003

京都大学大学院工学研究科

​修士課程/博士後期課程

PhD

Kyoto University

材料化学専攻の檜山為次郎教授のもとで、有機合成を学びました。研究室に在籍されていた、白川英二先生(現 関西学院大学教授)からはパラジウム触媒反応に関する研究を、清水正毅先生(現 京都工業繊維大学教授)からは有機リチウム反応剤などの典型金属元素に関する研究をご指導いただきました。修士課程の後に博士後期課程に進学して、工学の学位を取得しました。日本学術振興会の特別研究員として研究に専念しました。

1994 1998

京都大学工学部

BS

Kyoto University

工業化学科にて化学を学びました。学生時代はアイスホッケー部に所属して、センターフォワードを務めていました。

​受賞歴
Awards

2021

日本化学会論文賞 (BCSJ Award)

2014

文部科学大臣表彰若手科学者賞

(Young Scientist's Prize for the Commendation of Science and and Technology by the Minister of Education, Culture, Sports, Science and Technology, Japan)

2014

Thieme Chemistry Journals Award

2013

Banyu Chemist Award

2012

日本化学会進歩賞

(CSJ Award for Distinguished Young Chemists)

2010

第24回若い世代の特別講演

(CSJ Special Young Scholar Lecture)

2008

有機合成化学協会 武田薬品工業 研究企画賞

(Takeda Pharmaceutical Co. Award in Synthetic Organic Chemistry, Japan.)

2006

井上研究奨励賞

(Inoue Research Award for Young Scientists, Japan)

科研費・科学技術振興機構研究課題
Research Funding by MEXT and JST

2023 2024

基盤研究(B) 

ニッケル触媒によるアルデヒドとハロゲン化アルケニルのカップリング反応の開発

2018 – 2019

新学術領域研究(研究領域提案型)

ニッケル錯体のスピンクロスオーバーが切り開く触媒反応

2017 – 2019

基盤研究(B)

遷移状態制御に基づく3d遷移金属触媒の機能解明と機能設計への応用

2016 – 2017

挑戦的萌芽研究

π共役らせん不斉オリゴピリンの合成と単分子エレクトロニクス材料への展開

2015 – 2018

基盤研究(B)

遷移金属触媒を活用する酸化還元調和型炭素骨格構築法の開発

2013 – 2014

新学術領域研究(研究領域提案型)

炭素―炭素不飽和化合物のカルボアミノ化反応の開発

2012 – 2017

JST 先導的物質変換領域(ACT-C)

電子構造の揺らぎに基づく機能性触媒の創製

2011 – 2012

挑戦的萌芽研究

カチオン性ポルフィリン金属錯体を用いた新規触媒反応の開発

2009 – 2010

若手研究(B)

脱カルボニルを鍵反応とするカルボヘテロアトム化反応を用いた複素環合成法

研究助成
Grants from Foundations

2023

池谷科学技術振興財団

2023

熊谷科学技術振興財団

2023

小笠原敏晶記念財団

2022

村田学術振興財団

2022

増屋記念基礎研究振興財団

2022

中西奨学会

​その他
Miscellaneous Information

担当・分担授業

春学期
  基礎化学実験法
  有機化学 III
  基礎化学実験 I
  有機化学実験
秋学期
  有機化学 V
  基礎化学実験 II
  化学演習 II
  合成系化学特論 III(大学院)

所属学会等

日本化学会 

基礎有機化学会 

応用物理学会 

高分子学会 

光化学協会 

近畿化学協会 

有機合成化学協会

複合系の光機能研究会

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